中古物件選びの基本的な知識を学んでおくことは、購入する前に必要です。適切な知識を得ておくことで、自分たちが購入するときの流れを把握し、スムーズに行動できます。

 

1.資金計画

 

まず最も大切なポイントとなるのは、中古住宅を購入するときの資金計画です。新築一戸建てのように住宅ローンを利用することも可能ですが、できる限り頭金を用意しておいたほうがコストを抑えることができます。頭金と利用できる住宅ローンの金額などを整理して、無理なく返済できる資金計画を立てることが重要です。

 

特に購入時に必要となるのは、物件単体だけではありません。物件単体だけではなく物件以外にも必要となる資金がたくさんあります。例えば家具や引っ越しの際の代金など、必要な資金をできるだけ書き出しておき、内容を正確に把握したうえで利用することが重要です。特に諸費用の中には印紙代などを含めて、住宅購入時に必要ではあるけれどあまり知られていない資金もたくさんあります。正確に理解したうえで計画を立てておくと、頭金の増額を計画することやローンの金利を見据えて利用することなども重要です。

2.希望条件は?

 

特に中古一戸建てを探すうえで事前に頭に入れておきたいのは、自分たちが住むうえで必須となる条件と望んでいる条件との違いといえます。

 

例えば、窓の大きな家に住みたいというのは望んでいる条件で、駅から10分以内の家に住むことで通勤を快適にしたいと考えているのは必須条件とするなど、それぞれに譲れない条件とある程度妥協できる条件は存在しているはずです。条件をよく確認したうえで利用することが良い物件を見つけるうえでの成功につながるため、必ずメモなどに記載して利用することが重要といえます。

 

3.安全性、周辺環境

 

探すうえで新築一戸建てと違う重要なポイントは、建物の構造に欠陥がないかどうか、特に耐震性は建てられた当初からどうなっているのかなどを踏まえて確認することが大切です。購入してから改築を検討している場合には、増改築の可否や周辺環境が整っているかどうかもよく調べておくことは重要といえます。

 

特に近所の人たちにのことはよく調べておいたほうがいいです。近隣トラブルにより前の住人が住めなくなって手放した物件などもあるため、住みたい物件を見つけたら探偵に近隣調査を依頼して結果をよく見てから契約をすることが、トラブルのない暮らしにつながります。

 

 

快適に暮らせる中古一戸建てを探すには、複数の部分で調査をしなければならないため、基礎的な部分をよく忘れないようにすることが必要です。