中古の一戸建てを売却しようと思っているのであれば、家の相場を知っておくべきです。売買を仲介してくれるサービスを利用すれば、十分な知識がなくても家を売ることはできます。ですが、相場を知らないまま売却を進めてしまうと、相場よりも著しく低い価格で売ることになってしまう恐れがあると覚えておきましょう。

 

家の相場が決定する要素

家の相場は様々な要素で決まります。同じような間取りや広さであったとしても、築年数が違っていれば価格に大きな差がついてもおかしくないです。築年数が短いほど売却額は高くなりやすいですし、20年以上経過している物件は特に値段が落ちやすいと言えます。

 

似たような物件が安く売りだされているからこの価格でも仕方ないと思っていると、実は自分が売った物件はかなり築年数が短く、本当ならもっと高く売ることができたという可能性もあるでしょう。

 

エリアは重要

エリアによっても値段は異なります。都心は価格が高くなりやすい傾向がありますし、地方の交通の便が悪い場所は売却額が安くなっても不思議ではありません。利便性が高い場所ほど高額査定となるため、交通の便が良いかどうか、近所にスーパーや飲食店、病院などのお店や施設が充実しているかどうかが重要です。

 

昔はそれほど高い値段がつけられていなかった地域でも、開発などによって相場価格が変動しているケースもあるので注意が必要だと言えます。広さや築年数以外に、エリアや利便性もしっかりと確認できるようにしておきましょう。

 

仲介会社にも注意をしておく

家の相場は仲介会社に尋ねることもできますが、自分で調査しておくことをおすすめします。仲介会社にとって都合の良い値段がつけられることを防ぐためには、自分で調べておいたほうが良いです。

 

今ではインターネット上で簡単に家の相場を調べられるようになっています。家の大きさやエリアから相場一覧をチェックすることもできますが、売却を検討している物件の情報を入力するだけで相場が分かるサービスもあることを知っておくと良いです。

 

まとめ

あらかじめ家の相場を確認しておかないと、自分にとって不利な内容で契約を締結させてしまう恐れがあります。契約締結後に気づいたとしても、売買をなかったことにはできません。

 

知識不足から高く売れなかったというトラブルを経験する人は非常に多いです。中古一戸建て売却で失敗しないようにするためには、物件やエリアごとに相場が変わる理由や調査方法などを確認しておくことが大切だと言えるでしょう。