新築一戸建て住宅を購入した人の中には、後から間取りのことで後悔をする人も多いです。失敗しないためにも、決め方のコツを知っておきましょう。

 

まずは動線をチェック

まずは、動線を考えておくことが大事です。部屋の数や大きさに注目するあまり、動線のことを十分に考えていなかったというケースは多いと言えます。動線が悪いと日々の暮らしで不便さを感じることになり、せっかくの新築一戸建てなのに不満を覚える可能性が高いです。そこで生活している様子を思い浮かべ、快適に生活できる動線となっているか確認しましょう。

 

生活音をチェック

音を考慮した間取り決めも大切です。交通量が多い場所であれば、道路に面している部屋は寝室にしないなどの工夫が必要だと言えます。外からの音だけでなく、家族が出す音にも要注意です。生活リズムが違うのであれば、部屋が近いことで生活しづらさを感じる可能性があります。朝が早い家族と夜勤の家族の部屋を離すことができるかなどを考えておくと、住み始めてから不満が出る可能性が低くなるでしょう。

 

風通しをチェック

風通しを考えておくことも重要です。これを十分に考慮しておかないと、空気環境の悪さや洗濯物の乾きにくさで悩むことになる可能性があります。多くの時間を過ごす場所や部屋干しに使う可能性がある場所の風通しが良くなるかどうか、チェックを忘れないようにしてください。

 

安全性をチェック

安全性を考えた間取りにすることも覚えておきましょう。購入時に小さな子供や高齢者がいなければ見落としがちですが、いずれ子供が生まれることや長く住むことを考えると安全性の確認が必須となります。部屋間の移動がスムーズに行えること、高齢者や小さな子供がなるべく階段を使わずに済むことなどを意識しておくと、将来的に安全なマイホームになるはずです。

 

配線や配管、水回りをチェック

配管や配線の問題を考えておくことも重要だと言えるでしょう。水回りが分散してしまうと、配管のためにコストが高くなりがちです。なるべく水回りが1か所に集中しているほうが、コストを抑えることができます。配線に関してはコンセントをたくさん使う可能性がある場所なのに配線が不十分であれば、思うように電源を使えないという不便さが生じるはずです。見落ちしがちな部分なので、しっかりと意識しておくべきだと言えます。

 

新築一戸建ての間取りで失敗したくない場合は、これらのポイントを意識しておくことが重要です。どれも大切なことなので、新築一戸建て住宅購入の際には確実に押さえられるようにしておきましょう。