分譲マンションと一戸建てには、それぞれに魅力があります。どちらを自宅にするべきか迷っているのであれば、これらの特徴を詳しく知った上で判断するべきです。

 

戸建ての良いところ

まず、自由度の高さを求めるのであれば一戸建てがおすすめだと言えます。こちらであればペットを飼ったり庭を好きに使ったりすることが可能です。分譲マンションの場合はペット不可であることも多いですし、庭がない物件が一般的だと言えます。また、どうしても上下左右の部屋に音が伝わりやすいので、楽器の演奏ができなかったり、子供がのびのび遊べなかったりすることも多いです。自分たちがやりたいことを自由にしたいと思っているのであれば、周囲のことを比較的気にしなくても良い一軒家を選んだほうが良いと言えます。

マンションの良いところ

高い場所に住みたい場合は分譲マンションが最適です。自宅が高い場所にあると、毎日素敵な景色が眺められるだけでなく、虫が出にくいというメリットもあります。地面から離れているほど虫が出づらくなり、虫退治や防虫に悩まされることが少なくなるでしょう。そして、窓からの不審者や泥棒の侵入を防ぎやすくなります。一戸建てでもセキュリティ性を高めることは可能ですが、死角や出入り口が多い分、侵入を許しやすくなるという問題があることを覚えておきましょう。

 

全ての手入れを自分たちで行うことが面倒な場合は分譲マンションが便利です。一戸建ての場合は、掃除や手入れを自分たちでしなければなりません。業者に依頼することは可能ですが、そのためにはお金が必要となります。マンションの場合は最初に支払っている費用や積立金の中に清掃費用が含まれており、共用部分は掃除する必要がありません。部屋の中だけを手入れしておけば良いので楽だと言えます。

 

見逃しがちな駐車場の問題

駐車場で不便な思いをしたくないのであれば一軒家が良いでしょう。マンションは駐車場代が別途必要になったり、来客時に駐車できる場所がなかったりすることが多いです。一軒家であれば、駐車場用のスペースが確保されているケースが多いですし、スペースが広い物件を選んでおけば来客時に困ることもありません。何台か車を持っている場合にも、一軒家のほうが便利だと感じられる可能性が高いです。

 

まとめ

分譲マンションと一戸建てにはこういった特徴や違いがあります。購入後に後悔しないようにするためにも、両方のメリットとデメリットを確認し、自分たちに合っていると感じられるほうを選ぶことが大切だと言えるでしょう。